ネパールで下痢になったらどうする?



ネパールで下痢になったらどうする?
それが食あたりなどによる一時的なものでしたら自然に治りますが、ネパールではウイルス性、細菌性の下痢が多く簡単には治りません。とりあえず様子を見る必要がありますが、その間も水分の補給はまめにしましょう。ポカリスエット(粉末)など日本から持って来てあるならきれいな水で溶かして飲む事ができますね。もし、そのような準備が無いのであれば、薬局(ネパールでは”オーシャディ パシャル”とか”メディカル”と呼ばれている)でジーブンボル(Jivan Bal)あるいはジーブンジャル(Jivan Jal)と言うポカリの代わりになる物を20ルピー(2012年)で購入できます。味はポカリ程精錬されてはいませんが、まずい訳でもありません。
ジーバンボル(生命力の意味)
もし、まだ下痢が続く、発熱がある、あるいは便が赤っぽい(血便)の場合はウイルス性あるいは細菌性の下痢ですので、病院に行って薬を処方してもらいましょう。この手の下痢は我慢しても治りません。降参してすぐに病院に行くしかありません。

注意:日本から持って来た正露丸などは下痢を止める薬で、ヘタに呑むと下痢を悪化させます。ウイルス性、細菌性の場合はともかく体内の悪いウイルス、細菌を減らす事が一番大切なので、出る物はじゃんじゃん出しましょう。

病院に行ったらどうする?
具合が悪かったら、受付を済ませる必要はありません。すぐにエマージェンシー(救急)の区画に行きましょう。大抵、何番のベットで横になりなさいと言われるのでそのベットに直行。後は症状を言うだけです。どやどやいろいろな人が来て、熱を計ったり、血圧を計ったり色々いじられますが、その中で一番発言力の強そうな人がドクターと思って間違いないでしょう。インターンも沢山働いているので、どうしたんだ?何処が悪い?何処に住んでいる?とか同じ事を何度も聞いてくる場合がありますが、気力体力ある限り丁寧に応対しましょう。

病院で日本語通じますか?
通じないと思った方が無難です。(たまに日本滞在歴のある病院関係者も居て日本語で対応してくれます。)でも英語は通じるので事前に下調べをして行くと良いかもしれません。参考までにネパール語は下記にある通りです。
下痢     pakhala あるいは英語でDiarrhea(ダイアリアでも良い)
下痢してます pakhala gareko 
熱      joro
高熱でました   joro ayo
吐き気          waaku waaku lagyo (ワクワクラギョ)
お腹             pe-tho 
お腹が痛い    pe-tho dukhu cha
吐いた          banta gareko

費用はどれくらいかかりますか?
今までの私の経験ですと、ローカルの私立病院では診断、検査(検便)、点滴(4本)、薬代など全部含めて3,500ルピー(3,200円2012年7月のレート)くらいです。診察券(診断料)は300ルピーくらいで地元の人の2から3倍取られます。薬代は地元の人と同じ値段で購入できます。テクにあるテクホスピタルでは無料で見てもらえますが(診断のみ)、そこまでの時間や交通費などを考えたら近くの病院に直行するのが無難かもしれません。日本の各市役所等でもらえる海外向けの診断書があります。そこに記入してもらうと帰国後国民健康保険扱いにしてもらえますよ。お住まいの市役所/区役所で確認してみてください。

病院には一人で行っても大丈夫ですか?
外国人なので病院側も気を使って色々親切にしてくれますが、一人か二人の付添人を連れて行く方が良いと思います。ネパールでは付添人が医師の指示通りに薬局で必要な薬や水を買って来くるなど患者の身の回りの事をする事になっています。

病院のトイレにトイレットペーパーありますか?
ありません。(外人向けの病院にはありますよ)そのかわりマグと言われるプラスチック製の水差しみたいな物が置いてあります。つまり水で洗ってくださいと言う事です。


小話し
ネパールでは毎年沢山の人が下痢が原因で亡くなっています。その原因は、
1 田舎で医師が不足している、
2 田舎で薬が足りない、
3 きれいな水が手に入らない、

地元の人はどのように下痢と闘っているのでしょう。まず上述のジーバンボルなどもかなり出回って来て、下痢ならまずジーバンボルを飲む事は常識化して来ています。それでも治らなかったら病院に行きます。ネパール人は下痢でもご飯はしっかり沢山食べます。私たちと同じように粥やまめを煮たものを飲めるくらいに薄めて、それを食べます。『食べなきゃ治らない!』と私もたびたび友人に怒られています。これは体内から有害な細菌やウイルスを早く排出するのに役立っているようです。